筋力があっても、赤ちゃんが下がっている時は
- 2018.08.08 Wednesday
- 19:50
赤ちゃんが下がる、
頸管が短くなる、
尿漏れがする…
多くの場合は、
支える筋肉がお休みしてしまっていることから起こりますが、
筋肉はそこそこ働いている、
なのにこうなる、というケースがあります。
動きを観察させてもらうと、共通した理由に気がつきます。
それは
「腹圧のかけ方」。
息を吐く時に下に向かってはくクセがあります。
「エ?吐くんだから下に向かうのは普通でしょ?」
そう思っている方が多いようですが、
体の中の空気は口から出ていくわけですから、
肺から口に向かって、上に吐きます。
体の中の筋肉も上に向かって動きます。
ところが、筋肉を下に向けてしまうクセがついていると
腹圧を下にかけてしまって、
赤ちゃんが下がったり、尿漏れしたりしてしまうのです。
腹圧を下にかけるクセがある人は、
初動にぐっと力むクセがあります。
「よっこいしょ!」がその代表例。
気合を入れて、さあ、立ち上がるぞ!
という力みが、腹圧を下にかけてしまうのです。
さて、ではどうしたら、下に腹圧をかけないで動けるか。
口から、細く、やさしい息を吐き始めてから動くと
ぐっと力むことが防げます。
細くやさしい息を吐くコントロールは
筋肉を上に向けて動かす筋肉の使い方なのです。
そして、それはインナーマッスル、
支える筋肉を働かせる息の吐き方でもあるんです。
- -
- comments(0)
- -